米国株(ADR)中国企業:TALエデュケーショングループ 好未来教育集団の決算

個別銘柄研究

TALエデュケーショングループが決算を4/26に発表しました。

 

簡単に言うと、、売り上げが前年同期比64.4%増

10億4300万ドル→17億1500万ドル

2018年第四四半期の新規登録生徒は261万5760人

前年同期比96%増。

という半端ない増収企業なんですが、、

 

そもそもTALエデュケーションってなんの会社なんでしょうか。

それは、中国の大手学習塾です。

中国って、イメージ悪いですよね。。

 

鉄鋼の供給過剰、廃墟と化したビル群。。

南沙諸島や、尖閣諸島。。

日本人からしたイメージは極めて良くない国だと思います。

でも、、中国人の人口って何人いるのでしょうか。。

証券マン必須の説明ツール

世界経済のネタ帳を見てみましょう。

 

はい、13億9000万人。

我が日本と雲泥の差です。

日本の出生者数は、第一次ベビーブーム世代=つまり団塊の世代の時代がピークの約270万人

つまり、大平洋戦争が終結し、外地に出征していた兵隊さんが帰還。

お父さんがみんな戦争に出かけていて、子供を作るなんてどころじゃなかった。

食料もないし、、って状況が終戦後一変して、子供が沢山出来たんですね。

その段階の世代の方々が成人して、結婚して子供を儲けたのが第二次ベビーブーム世代。

この時で約210万人の子供が産まれました。

出展:内閣府 出生数・出生率の推移

 

 

去年の日本の出生数は、、94万1000人でした。

 

日本経済新聞2017年12月22日の記事

厚生労働省によると、平成29年度の合計特殊出生率は1.44人

ざっくり言えば、一人の女性が生涯に子供を産む人数が1.44人です。

 

さて、議論の余地はありますが一般的には男女の比率は半々ですよね。

つまり、去年94万人赤ちゃんが生まれて、女の子は47万人。

昔々、女性は子供を産むための、、って発言で問題になった政治家さんや総理大臣がいましたが。。

男性が妊娠・出産するのには生物学的には難しいと思います。

 

さて、47万人の女の子が将来産む赤ちゃんの数は、1.44×47万=67.68万人

女の子は33万8400人×1.44=48.73万人

女の子は24万3700人×1.44=35.08万人。。。

 

え、、日本人いなくなる。。。

↑これは出生率が一定であった場合の仮定に基づいた計算ですが、、少なくとも、二人子供が産まれないと

人口が増えるどころか、、どんどん減って行くことは間違いなさそうです。

と、いう事は、株式の世界でいうと、日本の学習塾業界って、成長産業なのか、斜陽産業なのか、、

答は自明の理だとも思えます。

 


 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、

TALエデュケーションの2018年度決算を除いてみましょう。

プレスリリースはこちら

↑英語の羅列に非常に難解。。決算短信になれている日本人投資家からすると読解は大変ですね。

でもでも、日本企業と同じでIRをしっかりしている会社には。。。

決算説明会資料があります!

 

ちょっと簡単に切り貼りして紹介してみます。

 

 

↑左上のNewBorn Baibies、つまり新生児。。1790万人?!

はい、中国は一人っ子政策を辞めました。

14億の人口の中から、1790万人の赤ちゃんが2017年に生まれました。

投資家さんに人気のあるオーストラリアは総人口が2470万人

中国と喧嘩している総人口が台湾2350万人

一国の人口と同じ規模の赤ちゃんが生まれてくるわけです。

さて、次に教室数です。

 

 

 

2017年は30都市507の学習センターがあったのが、42都市594の学習センターへ増加した模様です

 

 

収入と1四半期ごとの新規入塾者数。

2017年は売上が10億4300万ドルが、2018年は17億1500万ドル

3か月ごとの新規入塾者平均数は、2017年が98万4000人が、186万2000人。

直近の四半期にいたっては261万人の入塾者を獲得している模様です。

勿論TALエデュケーションにもライバルの会社はありますが。。

どうでしょうか、、子供の数が増える=業界のパイが拡大する。

この理屈は間違ってないと思います。

中国はそもそも、最後の清王朝の時代まで科挙という役人登用試験がありましたよね。

あれに受かると一族郎党安泰!

つまり、中国人は子供の教育費に糸目を惜しまないとも考えられます。

管理人が去年香港に遊びに行ったとき、ミーハーなので2階建てのバスに乗りました。

その時に、ガイドのおばちゃんが夜中の23時に煌々と照らすビルを指差し

あれは塾なのよ。小学生から塾に通ってるの。いい大学にはいらないといけないからね!

こんなことを言ってたこともありました。

さて、そう考えたらどうでしょうか。成長の概念からすると、まだまだ成長して行く会社だと思います。

 

ちなみに、TALエデュケーションはアリババと同じADRで米国市場へ上場しています。

つまり、アメリカドルで買う事が可能な企業です。

中国本土株と違って投資しやすい環境もそろっていると思います。

 

 

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コメント

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