米国の金利と資産効果について考える①

マーケット雑感


FRBがFFレートを1.75~2%に引き上げました。

 

証券会社に入って初めてFRBのページを見ました笑

 

 

このドットプロットを見ると、FRBのメンバーは今年末には2.5%、つまりあと二回の利上げを計画しているようです。

また、来年末は3%前後の意見が多いことから、来年はあと2回ほど利上げしそうです。

 

では、もし金利が上がった場合の効果を考えてみましょう。

 

一つは預貯金の金利が上がることですよね。

 

FFレートは短期の金利ですから、銀行に貯金をしていて貰える金利は当然増えるわけですよね。

 

金利は通常、物価上昇率+GDPの成長率なんていわれていますが、、

 

簡単に考えると、、、毎年物価が2%上がっている状況だと。

100ドルで買えるモノの量は毎年2%減価します。

今年、レストランで100ドルで食べれたのが、来年は102ドル必要になる。

さて、ここで、もし、100ドルを現金で置いておくと、来年も100ドルですから、実質的な購買力は減ってしまいますよね。

もし、金利が2%なら、100ドル貯金すると、来年には102ドルになっているわけですから、目減りを防ぐ事ができるわけです。

 

翻って日本はデフレ経済ですから、1万円でかえる物の量が毎年増えていきます。

 

管理人の記憶によく残っていることですが、、2005年にタイに遊びに行きました。

 

当時、パッタイ(タイの屋台の焼きそば)が15バーツとか20バーツ(だいたい60円くらい)だったんですよね。

 

日本人の私からしたら何を食べても安い!

2015年にタイに行ったとき、どこの屋台に言っても40バーツ!とか自分の知らない値段になってるんです。

 

屋台のおばちゃんに、高い!!って言ったら、読めないタイ語のメニューを指差して怒るんですよね。

 

最初は日本人だからボラれているのかと思いました。

 

で、結局空港へ帰るときに送迎のガイドさんに聞きました。

管理人さん、、ソリャ当たり前ですよ。だってお米の値段が倍になってるんですから。。

 

日本人は長い間、インフレをしりません。

バブルのころも初任給は21万円ですし、今も初任給は21万円です。→最近になってリアルに人不足で初任給があがってきましたが。

日本に住んでいると、モノの値段が上がるっていう感覚を得る事も、お給料が上がっていくという感覚を得る事も極めて困難な事だと思います。

さて、、日本の10年国債の利回り推移を見てみましょう。

 

 

1990年には8%だったんですよね。

今8%の利回りの債券を買おうと思えば新興国通貨しかありえません。

 

つまり、、当時の日本は、物価があがり、給料があがり、経済が成長していた状況だったのです。

 

金利は経済の体温計とよく言われますが、この自分は7%の金利を払ってでも、お金を借りて不動産を買う。

住宅ローンを組んでマンションを買う。

こんな行為があたりまえのように行われていました。

 

さて、、今はどうでしょう。

1%未満の借入金利でもお金をはらってローンを組むという事は起きないですよね。

 

これは若い世代の話ですが、、、次は富裕層にとっての金利や、家計の貯蓄部門にとっての金利って言うのを考えてみたいと思います。

米国の金利と資産効果について考える②

 

 

コメント

  1. […] 米国の金利と資産効果について考える①の続きです。 […]

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