メルカリ上場の記者会見、まとめと書き起こし

個別銘柄研究


メルカリが上場しました。

前回のエントリのご参照ください。

メルカリのIPOと未来を考えてみる。

 

山田会長の記者会見、本来は一時間の動画でしたが、現在は9分の短縮版になってしまいました。

記者会見の内容を書き起こししました。動画には載っていない、小泉社長と、ラーゲリン氏のお話のメモものせてます。

 

上場をつうじて、メルカリが成し遂げたいこと。

メルカリは、テックカンパニーとして、世界を目指すことです。

これまでメルカリは、サービスのインターフェイスや体験を改善することで、日本の個人間取引の拡大をけん引してきました。

ただ、ここ最近はAIを使い、写真をとるだけで、タイトルやブランド、カテゴリー・価格を推薦するような機能を実装するなど、テクノロジーに力を入れています。

 

こういったプロダクトの差別化は現在力をいれている世界展開の武器になるとも考えています。

これからは日本を代表するテックカンパニーといわれる存在になりたいと考えています。

私は以前、モバイルゲームの会社を経営しておりまして、ソーシャルゲーム大手のジンガに売却をしました。

売却後世界一周の旅にでかけました。

沢山の新興国をまわるなかで、みんなが豊かになろうとしているにもかかわらず、資源が限られていて、難しいとも感じました。

2012年の秋に帰国したところ、皆がスマートフォンをを使うようになっていました。

それを見たときに、新興国を含む全世界の人がこのパワフルなツールをつかう事になると、持つことになると確信しました。

そして、スマートフォンで個人と個人をつなげることが出来れば、もっと資源を大切に使うことが出来、みんなが豊かな生活を送れるかもしれないと思いました。

 

そこで、、スマートフォン上で個人間取引に特化したマーケットプレイスを作ることに決めました。

こうして起業したのがメルカリです。

メルカリのミッションは「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る」です。

メルカリでは、今までは家で眠っていた洋服や、いらないからといって捨てていたものが沢山取引されています。

 

自分にとって、価値がなくなってしまったものでも、ほかのだれかにとっては価値のあるものが沢山あります。

これが、新たな価値を生み出すという意味です。

メルカリは現在、日本・US・UKでサービスをしています。

 

世界中の国に、進出し、まずはローカルでマーケットプレイスを創りますが、最終的にはすべての国と国をまたいで取引できるようにしたいと考えています。

これが、世界的なマーケットプレイスを創るという意味です。

 

 

 

スライドをみておわかりのとうり、メルカリはサービス開始から5年弱で飛躍的な成長を遂げ、三月末現在日本国内では1000万の月間UU

300億円以上の月間流通額まで成長しています。

配送会社との提携、周辺アプリのリリースなど、プロダクト改善を継続的に行ってきたことで、大きく成長に寄与してきたと考えています。

KPIの観点でメルカリの特徴を一言でもうしあげると、高い成長力と、協力なユーザーエンゲージメントです。

 

メルカリの流通額の成長率はこのサイズになっても年率50%を超え、アリババグループのTモールおよび、淘宝網(タオバオ)に匹敵する成長率となっています。

また、ユーザーエンゲージメントが高いことも大きな特徴です。

利用者当たりの平均利用時間は5.3時間となっており、日本国内ではフェイスブックやインスタグラムをも超えています。

そのほかの指標をふくめ、いかにメルカリが日常的に使われるアプリとして、日本社会に根付いているかとおわかりいただけるかと思います。

 

今後メルカリは主に三つの分野に投資をしてまいります。

 

一つ目は人への投資です。

 

現在、メルカリは様々なプロフェッショナルや、優秀なエンジニアが数多く在籍しています。

今後も国内外を問わず、優秀な人材を採用し、次々とイノベーションを起こし続けることを目指します。

 

二つ目がテクノロジーへの投資です。

市場の競争は益々激しくなり、これからの時代はテクノロジーで差別化できないプロダクトは生き残れなくなってきます。

 

メルカリはAI,ブロックチェーン、AR、VRなどテクノロジーへ積極的な投資を続けてまいります。

 

三つ目は、海外への投資です。

インターネットオークション市場だけをみても、海外市場は国内市場の10倍以上の規模があります。

 

少しでも便利な社会を実現するために、出来る限り多くの人の役に立ちたい。

その思いを突き詰めていくと、日本だけでなく、世界が舞台となります。

USをはじめとする世界展開により、当社のミッションである世界的なマーケットプレイスを目指します。

 

以上、メルカリでは短期的な収益を高めるのではなく、長期でのより大きな成長を目指してまいります。

 

それでは、今後の長期的な成長戦略について、日本は小泉、USはジョンラーゲリンから説明をします。

 

~小泉社長~

メルカリの成長戦略、大きく三つを掲げております。

一つ目は、日本でのメルカリのさらなる成長でございます。

二点目は今のメルカリのポジションを活用したメルカリのエコシステムの構築でございます。

三点目は、詳しくはUSでの成長でございます。

メルカリビジネスのポテンシャルでございますが、こちらの経済産業省のデータにございますように

メルカリの流通高は3000億円弱でございますが、それ以上に不用品の価値、この推定価値が

7.6兆円もあるということでございます。

 

この不用品というものは、家のなかでいらなくなったものでありますとか、もしくは着なくなった服ですとか、いろいろなものがあるんですけれども。

毎年毎年、この7.6兆円という大きな数字が、使われなくなったりであるとか、捨てられているという状況です。

 

メルカリは創業以来、、捨てるをなくすという言葉をつかっておりまして、ミッションにもあるように、誰かにとっては価値のあるものがまだまだあるというように思っております。

この大きなマーケットをキチンとお客様に届けるということです。

 

以下、動画が無くなったので、メモです。

ユーザ数の拡大、現在は20~30代が多い。

一人当たりの売り上げの向上、40~50代の認知の拡大を目指す。

メルカリエコシステム。

 

メルカリのIDには、お金・ポイント・決済データ、お客様同士が相互に評価したデータがたまっている。

このデータを外部に提供したい。コンビニ、飲食だとかで使われることで利便性のさらなる向上を図りたい。

 

~ジョンラーゲリング~

 

メルカリUSはすでに数年あるが、もうすでに日本と同じく、日本と同じ回転率で売ったり、買ったりしているいる。

比較すると、規模や、認知度が低い、どうすれば日本企業として、シリコンバレープレーヤーに負けないようにするか。

チームが一番核になると考えている。

 

USでの成功が世界攻略へのカギである。

 

自分が不要になったものを他の人に喜んで買ってもらったワクワク感。

自分が長らく探していた、集めていた子供の時のおもちゃを見つけた。

しかも手ごろな価格で買えたワクワク感。

USで実行出来れば、他の国でも展開できる。

 

~記者からのQ&Aまとめ~

 

Q エコシステムについて、外部との連携、どうするの?

A メルカリので売買のお金はメルカリだけだが、オフラインで使う、金融商品も買える。日々使える延長線上で売買が活発になるような連携をするオープンな存在を目指す。

 

Q なぜこのタイミングでIPO?

A ガバナンス、セキュリティのタイミング、準備がととのったから

 

Q 海外での成功はどのくらいが成功とよべる?

A まずは欧米での成功。欧米はペイメントとロジスティクス、社会的なインフラが整っている。最終的には新興国の方が威力を発揮する。

世界で使われるブランド・サービスになったら成功。

 

Q 海外で成功っていくらくらい?

A イーベイ・ヤフオクは10倍の違いがある。そこまでいく可能性がある。

 

Q 同じサービスを提供する会社が出てきたときに、メルカリのどこに優位性がある?

A テクノロジーが一つの解になるのでは?ユーザーインターフェイスの差別化、簡単な出品、AIで不正出品を検知。

こういったことは、容易にはおいつけない。

 

Q 幹事証券会社を選んだポイントは?

A 成長ストーリーをきちんと投資家につたえていただける証券会社に選定した(大口に大量配分するような証券はダメってこと??笑)

 

 

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