メルカリが2019年度第1四半期決算発表とコメント

個別銘柄研究

メルカリが2019年度第1四半期決算を発表しました。

 

メルカリについては、過去以下のエントリをしています。

メルカリのIPOと未来とを考えてみる

メルカリ上場の記者会見、まとめと書き起こし

 

 

このエントリでは、メルカリの決算説明会資料を基にしています。

 

さて、中身を見てみましょう。

 

 

報道では、前2018年4Qと比較し、GMVの成長率の鈍化が指摘されています。

GMVとは(Gross Merchandise Value:総流通総額)です。

つまり、メルカリ上で取り引きされた金額って事。

 

グラフを見れば一目瞭然ですが、例年1Qの数字は、伸びが鈍く、2Qからの伸びしろが多いのが見て取れます。

つまり、1Qの数字で判断するのは間違いって事。

 

 

おそらく、明日の決算で嫌気され株価下落のポントになるのは、営業損益が、25億円の赤字となったという事実。

 

いやいやいや、上場時から、米国への投資でコストが嵩むってずっと言っているはずですやん。

決算説明会資料をだいぶ先にとばしますが、、

 

現金同等物が、1073億円もあるのに、営業赤字に四半期で25億出してなにがわるいのか?

上場=ゴールではなく、世界進出のための資金調達=成長投資をします!って事は既定路線。

 

 

今回の注目はこのMAU(マンスリーアクティブユーザー)です。

 

つまり、月一回メルカリを見るユーザーさん

1年前は702万人→1133万人

MAUは前半期に対して、5.2%の成長率でした。

MAUの成長率は

2018年1Q→2Q+6.3%

2018年2Q→3Q +6.4%

2018年3Q→4Q+4.2%

2018年4Q→2019年1Q+5.2%

 

メルカリは、出品商品が落札された際にかかる手数料が10%かかるビジネスです。

つまり、メルカリに出品して、売れたら10%の手数料。

売上金を使ってメルカリ内の商品を買う事が可能。

メルカリの中で商品がグルグルグルっと行き来するだけで、売上金の10%ずつがメルカリ入る。

米国株でいえば、ビザとか、マスターカードのようなチャリンチャリンビジネス。

つまり、日本の中古品売買におけるプラットフォーマーの地位を確立しつつあるということ。

このMAUのが全く伸びなければ投資かとしてはかなりの危機感を覚えなくてはなりませんが、MAUは順調に成長しています。

 

だって、MAUが増えればメルカリを使うユーザーが増え、ひいてはGMVの拡大につながるから。

 

 

国内での広告宣伝費は増やしていません。あまり増やさなくても、日本では圧倒的なプラットフォーマーの地位を確立しているので、必要ありません。

その分、人件費は急増。

メルカリの未来にもかきましたが、メルカリの成長要因は、メルカリエコシステムです。

つまり、メルカリ内の転売や、不正品盗難防止などを防ぐ仕組みも大事ですが、メルカリの売上金やポイントが実店舗決済で利用出来れば最強って事。

 

そのための人が必要なのはあたりまえ。

メルカリ人材登用の大胆、インド人採用や他社エース一本釣り

 

人手不足の日本で、わざわざ「日本」のメルカリビジネスに入社したいと思うハイクオリティ人材がいるのは「未来」の可能性がある証拠。

 

 

管理人も、メルカリの株式のIPOをセールスするにあたって、メルカリを使い始めました。

 

その際、メルカリカウルを利用してみたんです。

 

「大東建託の内幕」と株価バリュエーション で読んだ大東建託の内幕。

 

定価1620円です。

裏面のバーコードを読み取って、、、メルカリに出品してみました。

1250円で出品したところ、10分で落札されました。

手数料125円

配送料175円

販売利益950円

封筒に本を入れ、コンビニでスマホのメルカリのアプリ上に表示されるQRコードを店員さんに見せ、

印刷された発送伝票を貼って店員さんに渡すだけ。

ヤフオクのような面倒なメッセージのやりとりやあて名書きは必要ありません。

 

 

注目其の2は、米国事業です。

日本のフリマアプリでは圧倒的な地位をメルカリは築けていますが、米国では知名度不足。

でも、GMVは7100万ドルとしっかり伸びています。成長余地あり。

 

目論見書にもありましたが、、

 

フリマアプリ市場4835億円のなか、メルカリは2916億円と圧倒的シェア。市場成長率は58.4%です。

ヤフオクなどをふくめた、オンラインC2C市場は+29.1%の成長率。

中古品市場、たとえば、ブックオフとかですね。2.1兆円+11.7%。

日本では不用品が年間7.6兆円生まれています。

 

中古品買取のハードオフ下方修正を発表を発表したのはメルカリに代表されるフリマアプリの台頭のせいでしょう。

 

 

メルカリが目指す未来のなかで、今できることは、、メルカリの売上をメルカリ内に出品されている商品を購入できるってこと。

 

管理人は最近、QUICPayをよく使いますが、もうコンビニに財布を持っていくことはなくなりました。

もし、、メルカリの売上が、コンビニや、牛丼屋など、、小売り、飲食店で使えたらどれだけ便利なことか。

 

この、、メルカリが提供する中古品売買、シェアリングエコノミー。。。

 

この低所得化の日本では恐ろしいディスラプティブ・チェンジを生み出す事に誰が気づいているのでしょか。。

新品を購入するときは、、リセールバリューを考える。

新品という「モノ」が売れなくなる恐ろしい未来を提供する破壊者たる将来はあまり考えたくありませんね。

だって、本も、DVDも、服も、時計も、どんなものでも「メルカリ」で買えばいい。

新品でなくったっていいって人達が沢山いるんですから。

 

おそらく、明日のマーケットではメルカリ株は下落するかもしれません。

 

評論家はこういうんでしょうね。

赤字を嫌気したとか、GMVの伸びの鈍化を嫌気したとか。。

 

管理人は一つ評論家に聞きたい。

おまえら、メルカリ使ったことあるんかい!!!!

MarketLabでは、中長期ポジションとしてメルカリをコンビクション・バイに選定します。

 

 



 

 

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